レコードの針を落とした瞬間

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2000年代のガレージロック・リバイバルの旗手

 

コロナウイルスについての動向が気になるものの、自分の会社は在宅ワークなどしないで元気に運営しています(皮肉を込めて)。

 

どうもリョウスケです。

 

4月10日にあるバンドの新譜がリリースされます。約7年ぶりに本腰をも一度入れ始めたのか。the strokesというバンド。

 

今回はガレージロック・リバイバルの騎手、the strokesの紹介をします。

ストロークスは2001年にデビューした5人編成のロックバンドです。当時の人気は凄まじいもので、ロックンロールちっくなものが流行らなかった時代だったこともあってか、「ロックの復権」とまで言われたほどだったみたいです。

 

サウンドはLo-Fi感があり、声、ギター、ベース、ドラムの音しかしません(デジタル的なサウンドは一切排除されている)。まぁそれがロックの一般的な音なのですが、現代音楽でこんなシンプルなアレンジをしている人やバンドはあまりいません(特に日本では。なぜかって?それは売れないから。)。

 

とりあえず、一聴してくださいな。

 

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どうでしょう、みなさん。あまりピンとこなかったでしょうか。ここで何かを感じた人は今後ストロークスにズブズブのめり込んでいくことでしょう。
え、なんかあまりピンとこないなーって?そうですね。実際に私も最初はあまりビビっとはこなかったです。でも今は結構好きになって、ノリノリで聴いてます。

 

では、なぜ、聴き始めはあまりハマらなかったのに今はノリノリで聴いているかというと…

 

答えは、「わかりません」。

 

ふざけんなー!ここまで読んできてそれはないぜよ!!という声が聞こえてきそうなので補足させてください。

 

他のアーティストの魅力を言葉で伝えることは少なからずできますが、このストロークスはなぜ好きなのか、言葉で言い表すことが難しいです。

 

確かに、ギターの奏でる独特なメロディーやヴォーカルのしゃがれた声が魅力的ですが、人に勧める時には、そんな表現で伝えて良いものか、もっとどデカイ芯の部分の魅力がある気がして、でも言葉で言い表せない。

 

よく巷で聞く言葉は、「都会的なサウンド」です。ロックなのに、あんなにテキトーな感じで歌ってるのに、なぜかオシャレで都会的なんですよ。たぶん、都会的というのは彼らの出身地、ニューヨークから連想された言葉だと思いますけど、表現としては上手いなと。

 

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動画を見てて、思ったことはサウンドだけではないはず。そう、ルックス。なんでしょうか、この5人のイケメンな感じ。本当に羨ましい限り…笑。中でも1番のイケメンは、下手側(向かって左手)のEpiphone rivieraを弾く、ニック・バレンシーだと思ってる。
普段はあまりルックスについては言及しないのですが、なんかカッコイイからつい書いてしまいました笑。

 

じゃあ一体どのアルバムから聴くべき?

 

おすすめは
1stアルバムです!

 

いい意味での荒削り感、勢いはありますが少し落ち着いた感じのサウンド。アイディアと閃きを存分に発揮したアルバムです。ストロークスの中では、どの曲をシングルにしてもいいくらい、そして、アルバムとしてのまとまり感がある作品となっています。

 

さてさて、ニューアルバムはどんな作品に仕上がっているのでしょうか。先行に公開されたMVでは、今までのバンドサウンドではなく、70年代のシンセ感のあるアレンジとなっています。この曲がアルバムでどのような位置付けになるのか興味深いものですね。

 

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