レコードの針を落とした瞬間

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The Strokesニューアルバム「The New Abnormal」レビュー

The Strokesのニューアルバムが発表されたということで、レビューします。

どうもリョウスケです。

 

まず、発売日から1か月半ほどたってのレビュー、何があったのかということからお話しします。

 

もともと、発売前からアマゾンさんでanalog盤を予約していたのですが、販売開始当日になって「在庫切れ一時入荷待ち」とでました。

嫌な予感がまんまと的中。この1か月半何の音沙汰もなく。さすがにもう届いてもいいだろ!とちょっと切れ気味になりつつあった今日この頃。やっとメールが来て、届きました。

 

You Tubeや別サイトで視聴することもできましたが、やっぱり一番最初はanalogの音で聴きたいじゃないですか。ということで届くまで聴かずに我慢していました。

 

あ、ちなみにThe Strokes知らないという方は前回、紹介した記事を書きましたので、ぜひご覧ください。

psy-k.hatenablog.com

 

今回、収録曲数は9曲。このうち先行で発表されている曲は#3「Brooklyn Bridge to Chorus」#4「Bad Decisions」#6「At The Door」の3曲。

 

この3曲から今回は、最初の頃のようなギターロック80年代のディスコチックなサウンドの両立を目指したアルバムになるのかなと予想しましたが、まさにその通りでした。

 

とてもアルバム全体のまとまりがあり、#6が浮くかと思っていましたがそんなこともなく。いい意味で1曲目再生してから終わりのトラックまで一瞬でした。それほど統一感があったということになりますかね。

 

それに関連して、アルバムの比重が均一なんですよね。

 

大体の世に出るアルバムの多くは先行シングルの入れどころによって、後半ダレてきたり、前半を飛ばしたり、力の入れ具合による比重が偏る傾向があります。

 

しかしこのアルバムはどこ切ってもニューストロークス...いわゆる金太郎あめ状態です。各トラックの完成度が高いので途中で聴くのをやめたりしません。

 

あと、このアルバムは哀愁のある楽曲が多く感じました。しつこいぐらいメランコリックで聴かせてきます笑。特にギターのニックヴァレンシが鳴らすギターは以前にも増してレトロ感と哀愁感が強くなっています。

これはこれで、耳が慣れたら途端にハマりだすので怖いところです。

まあ、要はスルメアルバムなんですよこれは。

 

お気に入りは、#4~#5の流れです。side Aのラストに聴かせるこの流れはアルバムを飽きさせません。ちなみに#6から雰囲気が少し変わるので、レコードのside A、Bを考えた構成になっているのかなとも思います。

 

ザ・ニュー・アブノーマル (通常盤)

ザ・ニュー・アブノーマル (通常盤)