2020年上半期こんなアーティストが売れたよ!~注目楽曲のおさらい~
どうもリョウスケです。
2020年も折り返し地点。上半期はいかがお過ごしだったでしょうか。
今年も豊富なアルバムがリリースされたので、おさらいを兼ねて、オススメ曲を紹介します。
- 2020年上半期にリリースされたアルバム一覧
- The Weeknd / After Hours
- LADY GAGA / Chromatica
- Dua Lipa / Future Nostalgia
- Tame Impala / The Slow Rush
- 最後に
2020年上半期にリリースされたアルバム一覧
The Weeknd / After Hours
Lady Gaga / Chromatica
Norah Jones / Pick Me Up Off The Floor
Dua Lipa / Future Nostalgia
The Strokes / New Abnormal
The 1975 / Notes On A Conditional Form
Tame Impala / The Slow Rush
Justin Bieber / Changes
Halsey / Manic
久しぶりのThe Strokesの新譜やLady GagaやDua Lipaなどのエレクトロポップ勢、The 1975やTame Impala等のロックバンドといったバラエティーに富んだ作品が発表されました。
今期の特徴としては、コロナの影響もあってか、発売日を後ろ倒しにした作品が多くありました。
ここからは個人的にリピートしまくっているアルバムを抜粋して紹介します。
The Weeknd / After Hours
これは外せません。アメリカでバカ売れしてます。というかdaft punkとコラボした時から勢いが止まりません。
今回発表したAfter Hoursは一言で言うならばAmbient meets R&Bではないでしょうか。
主メロ、ベース、リズムの影に隠れているテクスチャー要素(背景音と言ったらいいのでしょうか)がアンビエントミュージック風でR&Bとうまく混じりあっています。
また前作同様、声も健全です。ハイトーンで伸びのある歌声を披露しています。
個人的には、最近発表された中でこのアルバムがダントツでいいです!ずっとアルバムリピートしてても聴くたびに何か発見がある、そんなアルバムです(要は飽きない!)。
またMVがストーリー仕立てになっていておもしろいです。
流れ:#7. Heartless → #9. Blinding Lights → #10. In Your Eyes
LADY GAGA / Chromatica
久しぶりにエレクトロダンスミュージックへと原点回帰した作品。
特徴としては、今回は明るい曲が多い印象。ガガ自体が精神的に病んでた時期からの脱却作ということで勢いがあるのかも。
また注目ポイントとして、アリアナグランデやBlackPink、エルトンジョンとコラボした作品があります。特にアリアナとの作品「Rain on me」はノリノリなダンスリードナンバーです。
アルバムの題名通り黒とピンクを筆頭に色彩豊かな曲たちが散りばめられています。
余談ですがStupid LoveのMVは全編iphoneで撮影されたみたいですね。携帯でMVを撮影できるなんて、昔では考えられない時代ですね。
Dua Lipa / Future Nostalgia
本作でアルバム2作目のデュアリパさん。
音楽的な印象としてはポスト・レディーガガな感じもありましたが、アルバム後半からメロディーのリズムに変化をつけてきて面白いアルバムに仕上げています。
全編印象に残ったのが、ベースラインです。80年代のディスコサウンドを彷彿とさせながら、とてもヘビーで現代の音楽としてうまく昇華しています。
約37分という短いアルバムとしながらも、やりたいことや全体の統一感がすごく感じられる作品となっています。
強いて言えば、もっと個性を発揮して唯一無二の存在になれることができれば爆発的に成功できると思います。
若いのでこれからの成長に期待ができます。
Tame Impala / The Slow Rush
前作から5年ぶりの新譜。
作品全体として何がいいか。まず聴く前からジャケットがいい笑。この配色と空間。砂漠や積もり方のイメージからシュールレアリズムが連想でできます(ダリとかマグリットみたいな)。
音楽的には個人的なイメージではMy Bloody Valentineのノイジーさをシンセポップに変換したような浮遊感のあるサウンドです。
中性的な歌声とブリっとしたシンセベースがかみ合って、独特なサイケデリック感を生み出しています。
おしゃれなポップバンド代表Phoenixとはまた違ったポップなアプローチで楽曲を展開しています。
最後に
近年、音楽業界自体がマンネリ気味な印象がありますが、今年はなかなか面白い作品がリリースされましたね。
全体的にリバーブの使い方が上手いアーティストばかりな印象を受けます(特にロックバンド勢)。
メロディーの良さや歌詞のネタが考え尽くされたポップスの次のトレンドとして、各楽器の音色の創作性があげられると思います。
これからの時代、独特な音色を作ったアーティストが売れる気がします。