レコードの針を落とした瞬間

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検索しても情報がない!?戸張大輔という一人のミュージシャンについて

残暑が厳しいこのところ、いかがお過ごしでしょうか。

 

どうもリョウスケです。

 

本日は、90年代にカルト的に人気を得た戸張大輔というアーティストについてご紹介します。

みなさんは知っているでしょうかこの方。

 

当時は知る人ぞ知るミュージシャンだったとか(今もですが)。

 

それもそのはず、ホームページやwikiもなく、ググっても大した情報は出てこないため存在自体が謎に包まれています。なんでも調べれば情報をつかめるこの時代にとっては、そのミステリアスな存在が妙にそそられます。

 

ただ、CDは出しているようで、今までにフルアルバムを二、三枚リリースしています(2019年には新曲とライブ音源を合わせた1stアルバムの再販を行なっている)。

 

リリースされたうちの1999年に発売された1st アルバム「ギター」が当時話題になったみたいですね。

 

とてもローファイで、21世紀に差し掛かろうともあろう時代にオールド感たっぷりのアコースティックな楽曲たちが並んでいます。

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時には心が温まるようなメロディー、時には民族的なサウンド、またカルト的な不協和音を交えたナンバーといった幅広いアプローチがなされています。

 

また楽曲のほとんどはタイトルがつけられておりません。よって楽曲を区別するため「無題〇」というような呼び方が一般的になっています(〇にはトラックナンバーが入ります)。

 

 自分は当時から知っているわけではなく、著名なミュージシャンが戸張大輔の楽曲をカバーしているのを聴き、知りました。

 

その著名なミュージシャンとはThe Novembersの小林祐介EGO-WRAPPIN'の中納良恵です。

 

彼らは戸張大輔の「無題4」をカバーしています。

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とても謎に包まれたアーティストですが、2019年にもレコーディングをしているみたいなので活動はしているようですね。

 

一度はライブに行ってみたいものです。