今、最もメジャーなカントリー歌手、Kacey Musgraves
自宅にいると料理することが多くなるのはいいのですが、料理の種類が尽きて、メニューに困ってしまいますね。
どうもリョウスケです。
今回はここ数年、勢いのあるカントリーポップスの歌姫、Kacey Musgravesを紹介します。
ケイシーマスグレイブスはテキサス州出身で2000年から活動していました(なんと当時は12歳!)。
この方は小さい頃から作曲活動をしていたみたいで、メジャーへの願望が根強く付いていたのではないかと思います。
百聞は一聴にしかず、1stアルバム収録のリードトラック、「Merry Go Round」を聴いてみてください。
どうでしょうこのノスタルジーを感じさせる絵と楽曲。日本人には、カントリーは馴染みがありませんが、この曲を聴くと、田舎に帰ったような、懐かしさ溢れる感覚が呼び覚まされます(歌詞とは全く関係ありませんが)。
歌詞を簡単に解説すると
地元で、平凡でほぼ決められた将来を半ば強要させる風習や習慣を強烈に皮肉った歌です。彼女的には「こんな平凡で決められたレールの上で生活なんてしたくない。もっと自由に生きたい。」と思っていたのではないでしょうか。この原動力がのちにグラミー賞に受賞されるまでに至ったわけですが。
☆☆☆おすすめアルバム 1st 「Same Trailer Different Park」☆☆☆
~全トラック一文解説~
#1. Silver Lining
アルバムの1曲目。少しもの悲しさが漂う雰囲気になっている。
#2. My House
とても軽快でカントリー色の強い楽曲。
#3. Merry Go Round
冒頭で紹介したので詳細は割愛。本アルバムのリードトラック。
#4. Dandelion
ダークなイントロから美しいメロディーラインへと展開する。個人的にこのアルバムの中で一番メロディーラインが綺麗だと思います。
#5. Blowin' Smoke
本アルバムの中では、唯一パンチのある攻撃的な曲。クールでかっこいい。
#6. I Miss You
間奏部分のリバーブの効いたエレキの音がとても印象的。
#7. Step Off
スティールパンの音が気持ちよい。一緒に「Step off」と歌いたくなる曲。
#8. Back On The Map
少しだけ都会感のある落ち着いたポップソング。
#9. Keep It To Yourself
深いリバーブの効いたスライドギターがもの悲しさを演出。
#10. Stupit
リズム感のあるライブで盛り上がりそうな楽曲。少し荒々しいのでブルースが感じられる。
#11. Follow Your Arrow
もう一つのリードトラック。このアルバムを1曲にまとめたようなおいしい曲。
#12. It is What It Is
ラストを飾るゆったりとしたバラードな曲。夕暮れの田舎の風景を思い浮かべます。
とてもカントリー色の強いアルバムに仕上がっています。聴いていると子供のころに戻ったような懐かしい記憶を呼び起こされます。とてもリラックスできる曲が多いのでぜひ聴いてみてください。
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今後の期待
個人的には、テイラースウィフトのように、最初はカントリーだったのに方向転換して、ポップス一筋になることだけは避けていただきたいですね。2nd、4thアルバムにかけてポップス曲が増えていってますが…
是非ともカントリーポップスで勝負してほしい願望があります。