レコードの針を落とした瞬間

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あなたの心に響くバラード特集Vol. 2

どうもリョウスケです。

 

前回に引き続き、今回も心温まるバラード曲やもの悲しいバラード曲を紹介します。本記事では主に70年代前半の曲を取り扱います。

 

↓前回、バラード特集Vol. 1はこちら

psy-k.hatenablog.com

 

 

The Rain Song / Led Zeppelin

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最初から大大大定番、Led Zeppelinのバラード曲。

Led Zepplinのことを語りだしたらキリがないので別の機会で。

 

1973年に発売された5thアルバム「Houses of the Holy」収録。

 

個人的にツェッペリンの中でも上位のお気に入り楽曲です。終始ギターのアルペジオが綺麗で、美しくて、涙が出てきそう...。そしてツェッペリンらしく、楽曲構成が秀逸。ラストへ徐々に盛り上げていくが、美しさはそのまま。暴力的にならず、かといって冷めているわけでもない、不思議な楽曲です。

 

動画は超が付くほど有名なライブビデオ「The song remains the same」から。物語とライブ映像がクロスオーバーした面白い映像作品です。

 

Changes / Black Sabbath

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Led Zeppelinと双璧をなすといっても過言ではないビッグバンドBlack Sabbath。4thアルバム「Black Sabbath Vol. 4」収録。

 

Black Sabbathは悪魔や恐怖といったカルトチックなものをコンセプトにしたバンドですが、この曲だけは。この曲だけはなんとまあ優しい曲なことでしょうか。

 

ボーカルのOzzy Osbourneはこの楽曲のことを「胸が張り裂けるような曲」と言っていたとか。

 

確かにちょっともの悲しく、Ozzyの歌声に悲痛さが感じられます。

 

 Rock'N' Roll suicide / David Bowie

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不滅のロックスターDavid Bowie5thアルバム「Ziggy Stardust」から。

 

アルバム最後のトラックにふさわしい意外と壮大な曲。アコースティックギターの伴奏から始まるがいつのまにかサウンドに厚みが増してくる。

 

本当にロックが好きでなきゃ「Rock'N' Roll suicide(ロックンロールの自殺者)」なんてタイトルをつけられないですよね。

 

4年前に亡くなったことが今でも信じられません。

 

Wild Horses / The Rolling Stones

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元祖ロックンローラーThe Rolling Stonesのアルバム「Sticky Fingers」収録。

 

ブルースからだんだんと離れつつあり、多彩なオリジナル楽曲を作成し始めて数年。こんな素晴らしい楽曲が誕生しました。

 

空気を読むような自由なギターのアルペジオや、少し湿っぽい歌声。ストーンズのルーズさがもろに出てる曲だと思います。

 

世のロックバラードの起源といっても過言ではありません。しかし、商業的な臭いがしないバラードはこんなにも生々しく不器用な楽曲なんですね(ほめてる)。

 

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いやはや、どれも有名な曲になってしまいました。

70年代からバラードの質の向上や曲数がかなり増えましたね。激しい楽曲もこのころ増えてきたので、70年代は大衆音楽文化的にとても飛躍した年代だったことがうかがえます。